スワップ金利

スワップ金利とは、通貨間の金利差から生じる損益をいいます。

日本は長らく超低金利政策を採っているので、銀行に預けていてももらえる利息は微々たるものです。しかし、海外に目を向けてみると、銀行金利が3%や5%といった国も珍しくありません。このため、金利差のある通貨ペアの間には金利差から損益が生まれることになります。

日本は超低金利のため、日本円との組み合わせはほとんどの通貨で、買いポジションでプラスのスワップ金利が生じます。反面、売りトレードの場合はマイナスのスワップ金利が生じます。

また買いポジションであっても、通貨ペアによってはマイナスのスワップ金利となることもあります。

FXでは、このスワップ金利は原則として毎日もらえますが、FX業者の営業日によって発生日が異なることが多く、FX会社からはスワップ金利カレンダーのような情報が提供されています。

FX入門書では、FXはスワップ金利でも儲かると喧伝しているものが多くありますが、スワップ金利は相場の変動で簡単に消し飛んでしまいます。また1年のうちに大きな変動は頻繁に起こります。積み上げたスワップが相場の変動で一気になくなるというのは珍しくありません。外貨預金の代わりとして、スワップ金利だけを目当てにポジションの長期保有を行うのは危険です。

マイナスのスワップ金利がつくのを嫌がるあまり、売りトレードをしないといったことであれば、相場が上げても下げても利益を得られるというFXの優位性を放棄していることになります。

スワップ金利は、知識として覚えておいても、利益の源としてあてにしないほうがよいでしょう。